それは突然、僕の中をぐるぐると熱いもの物が心の中と頭の中を支配して、胸を締め付けた。
幼い僕は、これか何かと頭の中で考え、ふと一つの言葉が、頭の中でいっぱいになった。

いつも、いつも、笑っている君。
話すととっても面白い君。

君を見てるだけで、胸を締め付けられ、嬉しくなり楽しくなる。
そんな想いは、初めてで。
だけど同時に諦めるという事も知った。

我侭で、泣き虫な僕が初めて諦めたことは、初めての恋での事だった。

好きで好きで、どうしようもなく好きなのに、どうする事も出来なくて。
何も出来ない自分が悔しくて、悲しくて。
ただ泣くしか出来なかった。

あれからというもの、僕はまともに恋することが出来なくて。
好きになった人がいても、それは一目惚れが多くて。
好きになって付き合った人もいるけれど、「諦め」てしまう僕は、恋愛に持っていくことが出来ずにいる。

それでも冬になると君を思いだし。
今、元気だろうか?とか何してるんだろう?と。
そんなことを考える僕がいる。
誕生日になると心の中で、君を祝ってしまう僕がいる。

色んな恋をしたけれど。
初めての恋は、今でも僕の心の中を巣喰っていて。
僕が、好きだった想いは、確かに。
密かに、この心に生きていた。
それだけは、変わらないでいる。

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